1985年キューバ生まれのAlfredo Rodriguez(アルフレッド・ロドリゲス)は若手ながらすでに3枚のアルバムを発表し活躍し続けている注目の音楽家。
クインシー・ジョーンズの公演にゲストで演奏をして、頭角を現し躍進し続けている注目のピアニスト/作曲家です。
クインシーは彼を絶賛しているようです。 2006年にスイスのモントルー・ジャズに出演しデビューし、2014年には来日。Blue Note Tokyo、Motion Blue Yokohamaで演奏をしました。
その他多くのジャズフェスへの出演、ライブなどを精力的に行っているようです。

キース・ジャレットの『ケルン・コンサート』を聴いて即興音楽に目覚めたそうです。 自身のルーツのラテンジャズを根幹としながらもメロディ、アレンジ、アイデアやリズムなどに斬新さと工夫があり、 質の高い現代的に進化したラテンジャズがとても魅力的だと思います。


2016年3月ごろ発表されたアルバム『Tocororo』



こちらのアルバムは今注目のアーティスト、レバノン出身、パリ育ちの微分音を使う技術をもつトランぺッター、Ibrahim Maalouf(イブラヒム・マーロフ)や、 キューバ/フランス出身のIbeyi(イベイー)、カメルーン出身のベーシストRichard Bona(リチャード・ボナ)、注目のボーカリスト、Ganavya、Antonio Lizanaなどが参加している作品。

どの曲も非常にいい曲です。
5曲目のアルバムタイトル曲、「Tocororo」はボーカルのGanavyaが参加しいる曲ですが、最初に聴いたときに少し東洋的なトラディショナルな印象を受けました。
9曲目はバッハの『主よ人の望みの喜びよ』の変拍子によるアレンジ。11曲目はピアソラのAdios Noninoなどキューバ以外のバラエティに富んでいる視野の広さも伺えます。


2014年のアルバム『The Invasion Parade』



人気に火をつけたのがこの作品だったのではないかなぁと個人的には思っています。 タイトル曲の一曲目、『The Invasion Parade』を聴いてすぐに引き込まれてしまいました。 グルーヴィで疾走感のあるメロディ、リズム演奏、面白いポリリズムなど最高の一曲だと思います。 Youtubeでもオフィシャルの動画として目立ってますね。


このアルバムもEsperanza Spalding(エスペランサ・スポルディング)などゲストミュージシャンが参加しています。
リズムがやはり凝っていますねぇ。


2012年のデビュー作『Sounds of Space』



ピアノ、ベース、ドラム、を中心とした編成のデビュー作。初めての自身の名義でのアルバムから完成度の高さを感じます。
4曲目のCu-bopのピアノとドラムの絡み合うのがとても素晴らしいです。
ドラムの演奏もキメの部分などに挑戦的な姿勢が感じられ、かなり凄いですよ。