DENIS CUNIOT (ドゥニ・キュニオ)はフランスのジャズピアニスト。クラシックを学び、ジャズを教えたりと、熟練した技術のある音楽家、演奏家です。
ユダヤ系のルーツを持ち、クレズマーも演奏します。

クレズマーとは元々ユダヤ人の音楽でヨーロッパや中東などで放浪した様子、景観などを表した哀愁もあり、楽しくもあるワールドミュージックです。
日本でのクレズマーといばフォークダンスのマイム•マイムやドナ•ドナなどを知っている方も多いと思います。ロマやジプシー音楽なども通づるものがあります。
他のこちらの記事でもクレズマーについて書いている部分がありますのでよろしければ読んでくださいませ。


ドゥニ・キュニオのクレズマーをソロピアノで演奏した2作品『Confidentiel Klezmer』(2007年)と『Perpetuel klezmer』(2012年)がとても気にっています。

技術に裏付けされた丁寧にアレンジされたソロピアノで演奏されているクレズマーはとても素晴らしいですね。
親しみ易いメロディーの曲もありますが、クラシックやジャズの要素を用いた編曲は芸術性が高くて、玄人も唸らせるような説得力もあります。厳しめの和音も結構あります。
それでいてやはりエキゾチックで哀愁もあり、見事なバランスの音楽だと感じました。
クレズマーのピアノ曲は珍しいかもしれません。一人で夜にでも家で聴いたりするのも良さそうですね。基本的には落ち着く雰囲気ですが、一部激しくなるところもあります。







すべては聴いていないですが、他の近年の作品ではボーカルとのデュオやクラリネットとの共作などクレズマー音楽を積極的に演奏していて、ソロピアノ以外にも作品が結構あるようですね。