1981年生まれのElina Duni(エリーナ・ドゥニ)は東ヨーロッパのバルカン半島南西部のアルバニアの首都ティラナ出身のボーカリスト。
初めてステージに立ったのはなんと5歳の時だそう。1992年にはスイスに移住し、歌以外にもクラシックピアノを始め、その後ジャズと出会います。
映画や演劇のプロジェクトに参加したり、作曲もする音楽家。

彼女は自分のルーツを見つめなおし、バルカン地方のフォーク音楽ととジャズの組み合わせをテーマにしたElina Duni Quartetを結成します。
メンバーはピアノのColin Vallon、ベースのLukas Traxel、ドラムのNorbert Pfammatterとのグループ。
現代的で洗練された要素あるワールドミュージック的サウンドでとても魅力的です。



2015年の作品「Dallëndyshe」



アルバニアのフォーク音楽が中心に収録されたアルバム。ジャズピアノやアレンジが民族音楽と絶妙なバランスで素晴らしいです。
歌い方や音階もエキゾチックで親しみやすい感じもします。
声はあまり高くなく、とても落ち着いた芯があります。
高尚で深みがあり、静か目なジャズが好きな方などにも違和感なく聴けるような演奏。
リズム要素が比較的控えめで、全体的に落ち着いた曲が多い印象。



2012年の作品「Matane Malit」



作風や雰囲気は基本的に変わらずこちらも全体的に静か目で美しいです。アルバニア民謡とコソボ民謡なども収録されています。
エリーナ・ドゥニ作曲の曲もあり。最後の曲とても語りかけるような優しくスピリチュアルな曲ですね。
飽きずに何度も聴きたくなる作品です。