Arifaという音楽グループは中東やバルカン半島のトラディショナルな音楽、ジャズや現代的な即興性のある演奏を聞かせてくれます。

基本メンバーはサックスやクラリネットのAlex Simu、アラブバイオリン、ネイ(主にトルコのスーフィー音楽などで使われる笛)担当のMichalis Cholevas、 ピアノのFranz von Chossy、パーカッションのSjahin Duringの4人組。
音通り、それぞれの出身もルーマニア、ギリシャ、ドイツ、トルコなど多国籍バンドです。


2012年の作品「Anatolian Alchemy」

ピアノ、サックスなど即興的でジャズ的な部分もありながらエスニックな雰囲気、楽器で幻想的な魅力的なアコースティック作品。
土の臭いを感じさせるようなワールドミュージック的哀愁と情熱的な部分と、モダンな要素が絶妙な混ざり方をしています。
全体的にシリアスな印象。ウードや各国のパーッカッションも目立っていますね。



2010年の作品「Beyond Babylon」

彼らのファーストアルバム。こちらもとてもかっこいい緊張感のある演奏が収録されています。
中東色が強いように感じます。



2015の発表 Arifa & Voices from the East「Live At The Bimhuis」

オランダのジャズライブハウス、''ビムハウス''での演奏が収められたライブ盤。
Voices from the Eastというボーカルと弦楽器のグループとの共演で、中国の二胡、アラブの擦弦楽器ケマンチェ、 ブルガリアの擦弦楽器ガドゥルカやエキゾチックな女性ボーカルも加わった聴いたことのないような最高の演奏です。
幻想的でドラマチックな展開の曲もありとても、楽しめます。