1955年生まれ、セルビア北部のヴォイヴォディナ地方出身の作曲家で様々な楽器(主にサックスやリード系)を演奏する音楽家ボリス コヴァッチ。
演劇や映画などの音楽の仕事も多く手がけていたり、クラシック音楽の素養。さらには出身のヴォイヴォディナ地方や東欧の伝統音楽、タンゴ、ジャズなどを現代的に取り入れ、エキゾチックで魅力的な作品があります。


2014年にBoris Kovac & La Campanella 名義で『Eastern Moon Rising』という作品をリリース。
近年はジャズ/ワールドミュージックのプロジェクトLA CAMPANELA(ラ•カンパネラ)というグループでの活動をしています。
サックス、アコーディオン、ギター、ベース、パーカッションの編成で地中海、東欧あたりの雰囲気もあるメランコリックで情熱的で面白い演奏です。
とてもメロディや曲自体が良く、質が高いですね、耳に柔らかく、比較的落ち着いた曲からミドルテンポくらいの曲が中心。
ジャズ、アラブ、東欧などを感じられます。ボーカル入りの曲もあり。とても気にっている1枚。



こちらもラ•カンパネラでの作品『World After History』2005年発表
この作品もとても良いです。前述の『Eastern Moon Rising』の雰囲気にも通じている印象ですが、全体的にリズムが控えめなのと、 素朴で聴き易いフォーク音楽の要素が強めです。『Latina』、『Algentina』なんて曲も収録されていて、無国籍でロマンチックな好盤。



2001年の作品 『The Last Balkan Tango』
こちらも最高の1枚。LaDaABa Orchestというグループとの共作。バルカン地方のタンゴという名前通りとても面白い不思議な混ざり方で、唯一の音楽ではないでしょうか。
ヴァイオリンやクラリネットなども入っていて、クラシックの編曲を感じさせる部分もあったり、質の高い音楽です。