2009年にイスラエルで結成されたピアニストのAssaf Gleizner(アサフ・グレイツナー)、ベーシストのKoby Hayon(コビー・ヘイヨン)、 ドラマーのNadav Snir-Zelniker(ナダヴ・スニール・ゼルニンケル)によるジャズトリオ。
編成はピアノトリオですが、イスラエルの古典音楽を現代的なアレンジにしたり、中東的なスケール(音階)を使い、ヨーロッパ的な雰囲気も感じられる美しい演奏が特徴です。 作品も好評でとても勢いのあるグループです。
2011年発表のファーストアルバム「Riding Alone」
中東の雰囲気を感じられまる良質なジャズアルバム。けっして重くなりすぎず、バランスのよい作品だと感じました。
個人的に8曲目のSovaという曲が印象に残りました。ポップで爽やかな雰囲気もあり、中東的なフレーズがある面白い楽曲。
最後の曲はジャズ的ではなく中東のフォーク音楽を演奏していますね。
ピアニストのアサフ・グレイツナーがメロディカ(鍵盤ハーモニカ)を吹いて、ベーシストがギター、リズムがフレームドラムという編成。
こちらは自主制作盤のようです。CDは貴重かもしれません。とてもいい作品です。
2013年の作品「Breeza」
前作の雰囲気を受け継いでいるエキゾチックなジャズアルバム。さらに洗練されていて、こちらもとても素晴らしい作品ですね。
5曲目はベーシストのコビー・ヘイヨンがウードを演奏しています。
イスラエルだとShai MaestroやIdan Reichelが好きな方などにおすすめしたいです。
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