ウード、ギター、バイオリン、ボーカルが基本でのグループAl Andalus Ensemble (アル・アンダルス・アンサンブル)というとても素晴らしいグループがいます。
中東、北アフリカ、ヨーロッパの伝統音楽、クラシック、フラメンコ、ジャズ、現代音楽を絶妙なバランスでミックスしたような演奏です。
ウード奏者で作曲も担当するTarik Banziはモロッコ生まれ、そしてその妻のフラメンコギタリストのJuila Banzi、バイオリニストのCharlie Bisharatの3人を中心としたアンサンブル。
ギターのコードは現代音楽、ジャズ的な綺麗で時に厳しい響きに、ウードのエキゾチックさが入り、バイオリンは古典的でもあるようでモダンな雰囲気もあるようで面白い、、集まってるミュージシャンが本当に手練だとわかる余裕すら感じる堂々たるサウンドですね。アルバムが5枚ほど(楽器編成が変わるものあります)出ていますがどれも良いですが強いていうなら近年の作品がやはり洗練されている印象です。

いくつか紹介しますのでぜひ聴いてみて欲しいです。

2009年の作品『21 Strings』
ウード、ギター、ストリングスのシンプルながら深く美しい作品
アンダルシアの哀愁を帯びた世界観がありますね。間や空間をうまく使い、盛り上がるところも少々ありますが、基本的に落ち着く曲が多いです



2012年『Andalusian Love Songs』
タイトル通りアンダルシアのラブソング集。こちらはボーカル入りの作品。ギターの洗練された和音など相変わらずセンスが良いです。 少し明るめの作品もありますが、こちらも哀愁を感じる曲が多いです。 やはりアレンジや楽器のアーティキュレーションなど一流の演奏だと思います。