Emahoy Tsegué-Maryam Guèbrouは1923年生まれのピアニストとして知られている修道女。
エチオピアの首都アディスアベバで裕福な家庭で育ち、 スイスの全寮制の学校に通い、バイオリンや音楽を学びました。

その後帰郷しましたが、第二次エチオピア戦争にて、彼女と家族も捕虜として拘束され、 イタリアのアジナーラ島の収容所で過ごしたときがあったそうです。

エチオピアに戻ったあと、19歳のときにマリアム修道院に駆け込み21歳で尼僧となりました。
修道院では宗教音楽の伝統の伝統なども勉強し、ピアノやオルガンやバイオリンの曲を書いていたときに そこで若い聖楽を学ぶ学生の苦境を目の当たりにし、自分の音楽を売って学生の食べものや宿泊施設を賄うことにしました。

そして孤児院の支援などの目的でレコードをリリースするに至ります。

1984年に政治的な問題でエルサレムのエチオピア修道院に移りました。


フランスの音楽レーベルBUDA MUSIQUEからピアノソロのアルバムが出ているのですが、これがとても気にっています。 宗教音楽、クラシックなどを学んだという経歴がありますが、 エチオピアの音階を使ってジャズやブルースの様にも聴こえる不思議で独特なサウンドになっています。 エリックサティやドビュッシーなどにも近いようなエキゾチックでリラックスできて献身や慈愛を感じる優しいサウンドです。


Emahoy Tsegué-Maryam Guèbrou音楽財団は子供たちの音楽教育を目的として、アフリカとワシントンDCにて活動しています。