グユンというのはニックネームだったらしく、本名はVicente González Rubiera(ビセンテ•ゴンザレス•ルビエラ)1908-1987
キューバのサンティアゴ•デ•クーパ出身、ハバナの大学へ行くため上京し、ラジオ局で伴奏や歌ったりすることで活動をスタートしプロとなった。 1935年にはニューヨークへ行き、音楽活動などを行い、録音物の制作にも参加し、その後音楽の先生になったという方です。

あまり有名ではないですが、素晴らしい作品があるので紹介します。

GUYUN Y SU GRUPO (グユン•イ•ス•グルーポ) / Canta Elisa Portal (カンタ・エリサ・ポルタル)という1960年代前半頃のLPが2012年に初めてCD化されました。 元々スペインから伝わった舞曲としても使われた''ボレロ''楽曲を中心に収録されています。
内容はギター、ピアノ、歌、パーカッション中心のシンプルな編成ながら非常に洗練されていて、この時代のラテン音楽にしては珍しく、音数が控えめでゆったりした曲調ものものが多いです。
コードのハーモニー、ギターの弾き方などとても凝っていますね。大人っぽいムードもあり、とても落ち着きます。

ボーカルはエリサ•ポルタルという人で、音程はとても正確で、上品で涼しげな雰囲気です。素晴らしいですね。
彼女はこの作品以外には情報が無いようです。

キューバの有名な作曲家 Ernesto Lecuona (エルネスト•レクオナ)のアンダルシアなどをカバーしています。

何回も聴いてしまうし、時代を超えても通用する作品だと思いました。